最近ローカル線ブームが来ている私です。
ローカル線とか秘境駅とかのワードを聞くとワクワクするようになりました。
これは乗り鉄に片足突っ込んでる状態なのだろうか…。
今回は鶴見線を乗りつぶしてきたレポとなります。
鶴見線というのは、神奈川の超ローカルな路線です。
たったの13駅しかありませんが、鉄道ファンからは密かに注目される路線なのだとか。
独特の雰囲気とかが伝わってくれたら幸いです。
まずは南武線で川崎まで南下。
そこから京浜東北線で一駅移動し、さほど時間がかからずに出発点鶴見に到着です。
鶴見駅
鶴見線の出発点。
京浜東北線とつながっていることもあって、わりかし人がいました。
スーツのおじさんお兄さんが多いのは、おそらく鶴見線沿線に工場や会社があるからなのでしょうね。
多分鶴見線自体がそういうお客さんのための路線なのだろうなあ。
案内図からして既に古めかしいです。
この手作り感溢れるポスターがローカルっぽくてイイ!
手間はかけてもお金はかけない、みたいなスタンスが伝わってきます。
このアーチ型のホームは今では珍しいみたいです。
鶴見線のホームはほとんど木造なのが味があるな、と思います。
古いものを大切に使う姿勢に好感が持てますね。
ここから鶴見線トリップのスタートです!
国道駅
近くに国道15号線があるから「国道」駅なんだそうです。
なんと単純な…(・_・;)
この駅はトンネルの中に入り口があって、そこから上に上がるとホームがあるという少し変わった構造の高架駅です。
時代から取り残されているというか、時が止まったようというか。
まるで平成の世界ではないような駅です。
TVのロケ等でも使われたことがあるようですよ(^^♪
地面がなぜかびしょびしょだったのがややびっくりしましたが。
そして頭上をスイーッと飛んでいったツバメにもビビる私であった(゜o゜;
これは…弾痕?
この駅はずっと昔から、その身に傷を負いながらも自らは変わらぬまま、時代の変化を見続けた…。
そう考えると存在に重みを感じます。
異世界につながっていそうな隙間ですね(何
鶴見小野駅
下車理由:そこにポケモンGOのジムがあったから
とくに何があるというわけでもなかったですが、案外降りる人も乗る人もそれなりに多い駅です。
鶴見線乗降者者数3位だそうです。
住宅街があったし、近くに学校もあるのが要因なのかも。
1位は鶴見だろうけど、2位はどこだろう?
弁天橋駅
駅名かっこいいですよね。駅名だけは((
近くの池にかかっている橋から取られた駅名だそうです。
案内板が手作りだと…!?
こういうの好きですね~(o・ω・o)
外はこんな感じ。
ファミマがあるだけで栄えているような錯覚がしてしまう…。
浅野駅
海芝浦支線との分岐点。
でも海芝浦行きの列車は本数が少ない(昼間はとくに)ので注意です。
周り工場ばっかでなんもない…。
暇だったので歩いてみたら、大きめの公園がありました。
入船公園だったかな?
ちょうどポケストップになっていたのでアイテムGETだぜ!
あ!リアルポッポが現れた!
ボール投げなきゃ(使命感)
海芝浦駅
海芝浦支線の終点、海芝浦駅。
「関東の駅百選」の認定駅となっています。
鶴見線に乗った最大の理由は、ここ海芝浦に行きたかったからなんです。
理由は以下の写真を見て下さればだいたい理解していただけるかと…!
ホームのすぐ下が海なんです。
正確には運河なんですが…磯の香りもするし海でええやろ!
本当に真下が水。手を伸ばせば届きそうなくらい水が近いです。
景色もいいし、水面はキラキラしてて綺麗でした。
折り返しの列車が10数分後くらいで発車しちゃうのが惜しいくらいです。
一回逃すと2時間くらい列車が来なくなるから乗らなきゃいけないし…悩ましい!
でも絶対行って損はない駅だと思います!
ちなみに改札の外は東芝の敷地内となっているので、一般人は改札の外には出られません。
行けるけど出られない…この珍しい仕様もまた海芝浦の魅力の一つだと思います。
海芝浦の時刻表。
うん…少ないですね(;・∀・)
車窓から見える海!
いいんじゃない、いいんじゃないの!
こころなしか乗務員さんもリラックスしてるように見えます。
のんびりしてていいな~(●^o^●)
安善駅
大川支線との分岐点。
乗り換えするのは安善ですが、実際に線路が分岐するのは隣駅の武蔵白石からです。
個人的に安善って縁起のいい名前だと思います。
安善…あんぜん…安全…みたいな(*ノω・*)テヘ
武蔵白石駅
この駅から歩いて大川駅に行けるという情報をキャッチしたので降り立ってみました。
大川駅は朝と夕しか列車が来ないので、歩いて行けるぶんにこしたことはないですね。
この駅はポケモンGOのジムになっていたので早速乗っ取ったら、隣のベンチに座っていたおじさんに速攻で陥落させられました…。
南武線にある武蔵溝ノ口、武蔵新城、武蔵中原、武蔵小杉の武蔵シリーズ(勝手に命名)とはおそらく関係がないと思われ。
というか武蔵とつく駅名、多くないか?
ちゃんと地図も貼ってありますので安心。
乗りそこねた人向けなのか鉄道ファン向けなのかはわかりませんが。
ここから徒歩で大川駅に向かったのですが、道中暑すぎてバテそうでした。
周りは工場ばかりなので自分の場違い感をものすごく感じました(汗)
トラックが行き交う信号のない道路を横断するのもちょっと勇気がいりましたね。
大川駅
※ここはれっきとした駅です。
正直「大川駅」の表示がなければボロ小屋にしか見えない(小声)
でもこんな駅でも立派にポケストップやっております!
列車もない、人もいない、線路は雑草だらけ…。
廃駅と言われても信じてしまいそうな佇まいです。
平日9本、土日祝日3本!
信じられるか、ここ首都圏の駅なんだぜ…?
このスカスカ具合がたまらなくワクワクするのは何故だろう。
こんな辺鄙な駅でも、利用する人がいるから今日まで残ってるわけで。
きっとこの近辺の工場の人の通勤帰宅にしか使われてないと思いますが…。
秘境駅とは違いますが、こういう駅も頑張って残っていて欲しいと思います!
大川駅の近くにありました。
まさかの自分で上げるタイプの踏切です。
トラックを回避したいときはこっちの道を使うのかも。
浜川崎駅
鶴見本線に戻ってきました。
この駅は南武支線に乗り換えることができます。
南武線に支線なんてあったのかΣ(・∀・;)
一応他路線と繋がる駅だというのに…なんもねーなー。
こちらは南武支線の浜川崎駅。
構内で繋がっているわけではなく、道路1本挟んだ先にあります。
こちらの浜川崎駅ももれなく無人駅です。
南武支線は浜川崎、小田栄、川崎新町、八丁畷(はっちょうなわて)、尻手(しって)の5駅からなっています。
尻手には快速止まらないし、この支線使い勝手どうなんだろう。
こちらのホームも古めかしいです。
構内ではお爺さんがベンチでうとうとしておりました。
おじいちゃん、そんなところで寝てたら熱中症になるよ~!
駅前の掲示板にあったポスター。
左の子、色々消えてるけど大丈夫なんだろうか…。