あずの道具箱。

ほぼポケモンのことしか書いてません。アニメにゲームにポケマスなどなど。

ポケモン映画・ポケットモンスター キミにきめた! 感想。

超遅ばせながら行って参りました!

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あ! グッズうりばで
パンフレットがはんばいしている。

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やったー!
パンフレットを ゲットした!

…見事に映画館の策略に乗せられた気がします^^;
ゲーム風広告でファンの購買欲をそそるとかやりますなぁ!
細かいことを言うと、トレーナーは初代ドットなのに戦闘画面はRSEなのは何故?

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裏表紙は歴代映画のワンシーンがズラリ。
もしどのシーンがどの映画のどこの部分か全部当てることができるなら、ポケモン映画博士を名乗れると思います!
表紙と裏表紙には加工がしてあって、角度によって虹色に光るようになってて面白いです。
ホウオウイメージなんでしょうね(*^_^*)

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劇場スタンプも押してきました(●´ω`●)
今年は映画館に専用台紙が用意されていました。

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マーシャドーも受取り完了。

それでは以下から感想です。
ネタバレな上に長いので、閲覧する際はお気をつけて。


ポケモンプレミア10での再放送を色々観てきてからの映画だったので、ここは同じだとか、そこは変わってるとか比較しながら観てました。
冒頭から「ミュウツーの逆襲」のゲストトレーナー2人(スイートとソラオだっけ?)がバトルしていてテンション上がりました!
カメックスのほうは「クスクス」で、フシギバナのほうは「バナード」という名前がついていたような。

サトシの部屋をよく見てみるとポケモングッズがチラホラあって、やっぱサトシはポケモン大好きなんだな~と微笑ましくなりました。
カビゴンドールにニョロモの置物、コダックのシールにヒトデマンゴミ箱、カントー御三家ポスターなどなど。
あと映画のサトシずっこけすぎだろ!と思っちゃいました。
ベッドから落ちるわ、オーキド研究所の階段からも滑るわ忙しいなww
ゼニガメを持っていったトレーナーはちゃんとシゲルになってました。
まあそれ以上の出番はありませんでしたが…。

ママの用意してくれた荷物の中にゴム手袋がなくなっていたのは、絵面的によろしくないと判断されたのでしょうか?
電撃から身を守るためとはいえ、ゴム手袋をしている=素手で触ってないってことだから、サトシとピカチュウの関係がより一方的感が増しちゃうのかなーと分析してみたり。
サトシを笑うピカチュウの畜生具合はオリジナルのほうが上ですね…映画のはちょっとマイルドになってる。
オリジナルでは木の上にいたピカチュウが映画では岩の上にいました。
襲ってくるオニスズメの数がめちゃくちゃ多くてビビリました…!
いくらなんでも増やしすぎだろ…絶対何匹かは「なんかよくわかんないけどとりあえず攻撃しとくか」という認識だと思う。
本当ならあの川でカスミに一本釣りされてたハズなのにな~とかつい考えてしまいました。
ピカチュウオニスズメに電撃を浴びせるシーンは、私はどちらかというと元の1話のほうが感動的だったかなと。
光で白くなってる画面の中をピカチュウがパッ、パッ、パッとサトシを乗り越えてオニスズメに向かっていくという演出を自分が気に入ってるからかもしれませんが…。
映画のほうが格段に絵がキレイになってるんですけどね。
でもピカチュウのモフモフ感は映画のほうが圧倒的に上です!私もピカチュウモフりたい!
このあとホウオウが通り過ぎて、羽を落とすか否かで世界線が分岐しているように思えました。
落としたほうが映画ルート、落とさなかったほうはTV放送ルートという感じで。

数いるカントーのジムリーダーからエリカさんが選ばれたのはビジュアルがいいからなのかな?
出番ちょっとでしたが、エリカ様お美しかったです!
中の人も本編エリカを演じた方だそうでビックリでした。
まさか中の人も20年も前に声を当てたキャラをもう一度演じるなんて思ってなかっただろうな…。
ジムの雰囲気がカロスのクノエジムと似てるな~と思いました。
タマムシのレインボーバッジで3個目ということは、あとの2個はクチバとヤマブキあたりと予想します。
カスミもタケシもいないので、ニビとハナダのジムには行ってないだろうし。

ポケモンセンターに運ばれてきたシャワーズがやけに小さく見えたので、映画終わってから速攻でシャワーズの身長を調べてしまいました。
1mって頭のヒレ込みなのかな…だとしたらあの大きさでも妥当か。
シャワーズのトレーナーの中の人古島さんだよな!?と気付いて嬉しくなりました。
ソウジのルカリオも古島さんだそうで、本編で同じポケモンを演じた方を連れてきていることにこだわりを感じました!
エンテイが出現したと聞いて、居合わせたトレーナーが我も我もとエンテイを探しに行ったのには「おいおい無謀すぎないか!?」と思いました。
伝説のポケモンをゲットして、なおかつ従わせ使いこなす力量が自分にあるとどいつも思っているのか…ぬるいな!
というかそれ以前にカントーなのにジョウトの伝説ポケモンがいるってゴチャゴチャしすぎじゃないかなぁ。
カントージョウトシンオウ、アローラのポケモンが入り乱れててカオスです。
いっそホウエン、イッシュ、カロスも入れて全地方まぜこぜの混沌の極みにしちゃってもよかったのでは…。

久々にスクリーンで動くポッチャマが見られてよかったです!
ワザ構成がバブルこうせん、うずしおハイドロポンプ、ドリルくちばしとヒカリの個体とかぶりまくりなのが気になりましたが。
ポッチャマハイドロポンプを打つ前に身体を膨らませる動作が好きです。
つーかマコト、あの子もマサラ人サトシに負けず劣らず運動神経いいな…。
母親はシンオウでは有名なトレーナーだとのことですが、シンオウで超ロングヘアの女性トレーナーといったらシロナさんしかいないやん!
でもそのシロナ似の女性の傍らにいたのがエンペルトというのが引っかかります。
シロナと思わせたいならエンペルトではなくガブリアスのほうが適任だろうし…。
何よりマコトとシロナ似てないし…う~ん、あの女性は一体何者?

本編でヒトカゲを捨てたのは確かダイスケというトレーナーだったハズですが、映画ではクロスに変わってました。
このクロスというキャラがダイスケとシンジを足したような人物に見えます。
弱ったヒトカゲがクロスの足にすがりつくシーンは胸が痛かったです…。
下げているペンダントの模様が気になっていたのですが、アンノーンX=クロスなんですね。洒落てるな~!
手持ちポケモンガオガエンルガルガンとアローラばかりなので、実はクロスは島巡りの落伍者なんじゃないかという意見があるみたいですね。
自分が弱くて試練を突破できなかったから、それで強さのみを追い求めるようになったのかもしれません。
それかゲームのスカル団みたいにカプに罰を食らったか…。
きっとクロスもシンジみたいに今のスタイルになった理由があると思うので、そのへん見られなかったのは少し残念です。
クロスの中の人である逢坂さんはアニポケ本編・映画ひっくるめて初出演なんですね(ジェネレーションは除外)。
こういうヒールなキャラから元気系、クール系までできてすごいなあと率直に思います。

ソウジの「なぜこんなになるまで放っておいた!」というセリフ、本編ではジョーイさんのセリフだったような。
同じジョーイさんのセリフで「ポケモンは喧嘩の道具じゃありません」が心に染みたのを覚えています。
「人はポケモンを育てることはできても生み出すことはできない」というセリフも元はタケシのだし…。
ソウジのビジュアル自体はすごく好みです。キレイ系?って感じですよねソウジ。
「~たまえ」みたいなセリフの節々から育ちの良さを感じます。こいつの家絶対金持ちだよ…。
それでいてポケモンや医療の知識もあるし、料理もできる…完璧すぎじゃないですか!
ショタソウジ(今でも十分ショタだけど)も可愛かったな~!
ソウジを守るために亡くなってしまったレントラーの表情が安らかすぎて泣けました。
トバリは北海道で言うと道北に近いところにあるから、余裕で凍死するよな…。
アニポケSMでムーランドの死ははっきり言わなかったのに、レントラーの遺体はバッチリ出しちゃっていいのか?とも思いました。

ガオガエンは「かえんほうしゃ」だけでなく「ほのおのキバ」もベルトから出すんですね~。
ダメージを受けるほど強くなるという点は、同じくレスラー系ポケモンであるルチャブルを連想しました。
地味に本編よりも先に「じごくづき」が登場。2ターンの間音を使ったワザが封じられてしまうワザです。
このワザの追加効果をキッチリ把握してる人はどれだけいるのかな…(汗)
専用ワザである「DDラリアット」は本編登場までお預けみたいです。
ガオガエンがアニメに出たのなら、ジュナイパーアシレーヌも見たかったです!
ジュナイパーポッ拳に出るけども、アシレーヌはホントに何もないから…(TдT)

サトシの夢の中だけれども、まさかアニポケでリアルに近い学校を見るとは思わなくて驚きました!
アローラのポケモンスクールのような楽しそうな雰囲気は一切なくて…灰色で整然と机が並んでいる中にサトシがいるという状況に異質感バリバリでした。
まるでこのときだけ別アニメに迷い込んでしまったような感じでした。
ポケモンがいない、この灰色の世界が強烈に印象に残っています。
でも宿題忘れるところはサトシらしいなと思いました。
四天王のキクコが先生とか贅沢だな…どうせならカンナ先生も見たかったゾ!

リザードリザードンに進化するところは圧巻でした!
あんなに小さくて弱ってたヒトカゲがこんなに立派になって…。・゚・(ノ∀`)・゚・。
自身を捨てたのにも関わらずクロスをかばってくれるなんて人間、いやポケモンができすぎてます!
ふっ飛ばされたクロスをルガルガンがキャッチしてくれたりと、自身と信念の合うポケモンには慕われるタイプなんですかね。
マーシャドーに操られてしまったルガルガンを身を挺して押さえつけたりと、改心の兆しが見えたのがよかったです。

今まで小柄な幻ポケモンはだいたい味方サイドで保護対象でしたが、マーシャドーは完全に悪役。
そのへんの野生ポケモンを操って襲わせる様はまさにダークサイドでした。
数の上ではこちら側が完全不利で軽く絶望すら感じました。
バトルもめちゃ強かったです!
あれは「シャドースチール」と「七星脱魂腿」でいいのかな?
そんな超強いマーシャドーピカチュウの攻撃を受けて一瞬よろけている姿が何故か好きです。

「いつも一緒にいたいから」とピカチュウがついに喋ったときは「シャベッタアアアア!!」と脳内ハッキョーセットでした。
サトシがポケモン達の攻撃を受け、消えてまた出現したのは、1回本当に死んで、ホウオウの力で復活したと解釈すればいいのでしょうか。
死んだ命からエンテイスイクンライコウを生み出せるホウオウならそれくらいできても不思議じゃない?
消え行くサトシに帽子をかぶせようとするピカチュウがいじらしくて…!
サトシの帽子を抱きしめてボロボロ泣くピカチュウを見てこちらも泣きそうでした。

「バトルをするのは友達になるため」
ゲットしたいとか倒したいとかそれよりも先に「仲良くなりたい」が来るサトシの純粋な気持ちにホウオウも答えてくれたのでしょうね。
ホウオウとのバトルは現実問題勝てる見込み薄いですが…勝敗に関してはぼかされてました。
最後はマコトとソウジとも別れ、ヘラクロスを発見してエンド。
ヘラクロス…金銀編の始まりかな?とちょっと思ってしまいました。
マコトとソウジもいいキャラだったけども、カスミとタケシを押しのけてまで登場する価値があるかって言ったら微妙なところです。
映画で出さなかったのにSMで出しちゃったら、映画観たキッズ混乱するんじゃないか…?

EDは歴代レギュラー陣が総登場!
ただほとんどのキャラが無表情に近い顔だったのなんとかならなかったのか…。
だからこそ、数少ない笑顔だったアイリスとセレナが光ってました。
ヒカリがストレッチキャラになってたけど、本編でそんなにしてたっけ…。
アイリスは木から逆さまにぶら下がっていて、シルエットがなくなるまで「この生き物はなんだ!?」と少し訝しんでましたw
デントが手からフレームインしたのはらしいな、と思いました。
相変わらずユリーカは元気いっぱいで…久しぶりにシトロンとユリーカの新規絵が見られて感激でした!
最後はセレナスマイルで締めるとは…流石サトシに惚れた女の子だわ!
しかしセレナ、ロングヘアバージョンだったけどいいのか?
ビクティニの映画で出てきたジャンタ(ゴルーグのトレーナー)とゴチム系使いのゴスロリちゃん発見。
あのゴスロリちゃんをもう一度銀幕で見ることができるなんて思わなかったです!
後ろのほうにはモクローアローラ御三家がちゃんといました。
モクローニャビーはサトシの、アシマリスイレンの?それとも別個体?
気が早いですが、来年の映画はサン・ムーンだといいなぁ~(^^♪